B型肝炎訴訟の流れ(給付金獲得まで)

B型肝炎訴訟の提訴の準備から提訴・和解までの手続の流れと、給付金を手にするまでのおおよその期間について説明していきます。

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提訴のための準備

提訴の準備に必要なことは何でしょうか?

提訴の準備に必要なことの1つ目は、前項の提訴の最低条件3つの要件を満たしていることの確認です。

つまり、B型肝炎ウイルスに持続感染していること、1941年7月2日~1988年1月27日の間に生まれていること、満7歳までに集団予防接種・ツベルクリン反応検査を受けたことを満たすことです。

ただ、1つ目と2つ目の要件が満たされていれば、3つ目の満7歳までに集団予防接種・ツベルクリン反応検査を受けたことは確信が無くとも大丈夫です。

補足の資料の作成が可能だからです。

2つ目はB型肝炎訴訟に慣れた弁護士事務所を見つけることです。

全国B型肝炎訴訟弁護団に加入していない弁護士事務所の中にも、実績を上げている弁護士事務所は多数あります。また、弁護士費用が安い弁護士事務所を見つけるのも1つの方法です。

3つ目は、これまでの血液検査の結果や診断書・医療記録などの書類を時系列的にまとめておくことです。

4つ目は弁護士事務所を見つけ正式に委任契約を結びます。

弁護士事務所を見つけ正式に委任契約を結び担当の弁護士が決まると、先方の弁護士から必要な書類について説明があります。

5つ目は病院へ医療記録(診断書・血液検査結果・CT・MRI・エコー等のDVD等)の請求をします。

6つ目は、役所に戸籍謄本・住民票など、学校などへ集団予防接種・ツベルクリン反応検査を受けたことを示す書類の請求をします。

7つ目は担当弁護士と揃った資料の確認を行い、いよいよ正式な提訴となります。

提訴のための準備まとめ

  1. 提訴の最低条件を満たす
  2. B型肝炎訴訟に慣れた弁護士事務所を見つける
  3. 診断書・医療記録などの書類を時系列的にまとめておく
  4. 弁護士事務所を見つけ正式に委任契約
  5. 病院に医療記録の請求
  6. 戸籍謄本・住民票・ツベルクリン反応検査を受けたことを示す書類の請求
  7. 担当弁護士と揃った資料の確認
  8. 正式な提訴

 

B型肝炎訴訟の提訴

提訴からの手続の流れはどうなるのでしょうか?

B型肝炎訴訟の提訴からの流れは以下の通りです。

①B型肝炎訴訟の提訴

②和解協議

③和解成立

④和解調書の作成

⑤弁護士事務所との打ち合わせ

⑥社会保険診療報酬支払基金へ給付金の請求

⑦給付金等の支給

⑧裁判で使用した書類の返還

上記、①の提訴から④の和解調書の作成までは、原告はひたすら待つだけの期間です。

ただ、①から②、或いは②から③の過程に於いて、被告の国・厚生労働省側から追加の資料を請求される場合があります。

私の場合は小学校の在籍を示す書類を追加で請求されました。

ただ、卒業証書などは残っていませんでしたので、卒業証書を写した写真と卒業式当日のクラスの全体写真を提出しました。

この追加の書類に何の意味があったのかは甚だ疑問ですが、恐らく和解に向けて時間が掛かっていることのエクスキューズとして審査中であることを強調したかったのだと思います。

そして、待ちに待った和解成立は、弁護士事務所からの突然のメールで知らされます。

それまでのひたすら待つだけの期間から、和解成立からは急に慌ただしくなります。

和解が成立して和解調書が作成されると、後は弁護士事務所と弁護士費用と振込口座の確認をするだけです。

私の場合は社会保険診療報酬支払基金への給付金の請求も弁護士事務所がやってくれました。

そして、国からの給付金+弁護士費用から弁護士費用を差し引いた金額を、指定の銀行口座に振り込んで貰いました。

最後に弁護士事務所から裁判で使用した書類の返還を受けて、全ての訴訟手続は完了しました。

 

提訴から給付金を手にするまでの期間はどのくらいか

提訴から給付金を手にするまでの期間は、大体どのくらい掛かるのでしょうか?

提訴から給付金を手にするまでの期間はケースバイケースで、個々の案件により大きく異なるようです。

そこで、ここでは私の提訴から給付金を手にするまでのタイムスケジュールを記します。

私の場合の提訴の準備から給付金を手にするまでのタイムスケジュールは以下の通りです。

提訴の準備

↓弁護士事務所との最初の打ち合わせは2011年5月で、2011年11月に弁護士事務所と委任契約を結んでいます。したがって、提訴のための書類の準備に約半年掛かったことになります。

①B型肝炎訴訟の提訴

↓正式な提訴は2011年11月末です。つまり、弁護士事務所と委任契約を結べば、直ぐに提訴と考えて間違いありません。

②和解協議

③和解成立

↓2013年10月に和解が成立しました。

④和解調書の作成

⑤弁護士事務所との打ち合わせ

⑥社会保険診療報酬支払基金へ給付金の請求

⑦給付金等の支給

↓弁護士事務所からの振込は2013年12月初旬でした。

⑧裁判で使用した書類の返還

 

上記の通り提訴のための書類の準備に約半年掛かり、提訴から和解成立までに約1年11ヶ月掛かっています。

さらに、和解成立から振込までに1ヶ月半掛かっており、トータルで最初の弁護士事務所との打ち合わせから約2年7ヶ月掛かりました。

最後の社会保険診療報酬支払基金への給付金の請求は、毎月の締切日の関係で1ヶ月以上待たされる場合があります。

最近の和解の状況は以前よりもテンポアップしているようですが、最初の書類の準備から給付金を受け取るまでに1年半から2年近く掛かっているようです。

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      2016/06/29

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